五十路手前のオンナの腹の中


by umitai513
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懐妊ネタ総括。超ダラダラ長文。

結婚して11年目に懐妊した。
しかも、奇跡の自然妊娠。

さかのぼれば、



「家も建てて落ち着いたし、そろそろ子供でも」という意向になったのは、
ワタシが28.9歳の頃。でも、思惑に反してなかなか妊娠しないので、
「いっちょ、病院で診てもらおか」と、軽い気持ちで調べて貰ったら、
なんと、生まれつき超妊娠しにくい体だったと発覚。
あらま?!と驚いた。

で、それからは検査、治療、検査、治療の繰り返し。
でも、ワタシ自身、そんなに真剣に子供が欲しいと思ったコトがないから余計、
不妊治療はただただキツイだけ&理不尽な修行みたいに感じた。

毎日毎日の注射でムチムチ浮腫むし、ぽちゃぽちゃ太るし、
オナカが異様に痛くて夜中に救急診療に行ったコトもあったけれど、
それでもやっぱ出来ないモノは出来ないワケで。
んで、不妊治療を開始して1年足らずの頃に、
残る手段はオナカを切って手術すると言われた時にとっととリタイアした。
まあ、自分だけの気持ちで簡単にリタイアするのは後ろめたかったが、
だからと言って、ワタシは不妊治療に耐えられるだけの神経が強くはなかった。

で、自分の生まれつきの体のコトを知って真っ先に思ったコトは、
「予め調べていたら、誰とも人生を交差させたりはしなかったのに」
「結婚なんてせずに一人でいたのに」だった。
後悔も反省もしないワタシがマジで後悔し反省した。
で、ダンナさんの人生に対して申し訳なく思い、
今ならまだ間に合うから誰かと新しい家庭を作って欲しいと何度も申し入れた。
その提案は、決して卑屈な感情や劣等感などという自己憐憫な気持ちからしたわけではなく、
心底素直にそう思ったし、ずっとそう思い続けてもいた。


で、30歳を過ぎてからも実にイロイロな面でイロイロな変化があったけれど、
子供が出来ないコトだけは変わらず、それは別に悲しむコトですらもなく、
ワタシにとっては極々自然なコトであり、淡々と流れるリズムのような状態だった。

が。しかし、今思い起こせば、去年の10月前後にネタのような変化の兆し。
先ず、カエルの虚脱と遭遇し一目惚れで即GET。
→虚脱の体重が子猫みたいなので子猫が欲しくなる。
→子供は出来ないだろうからと皇太子を家族にする(10月16日)
→皇太子と暮らすようになってから間もなく自然妊娠、したらしい。

奇跡の妊娠がこんなネタのような流れでイイのか?!と我ながら思わなくもない。。

んで、ワタシ自身、まさか、ワタシが妊娠をするなんて考えたコトがなかったから、
体調の変化にちっとも気づかず、なんと、今年に入ってから、
しかも、ダンナさんに薦められてからやっとさ病院に行くという体たらく。
で、「はい、妊娠してますネ」と先生に言われた時に発した言葉は、
「え?え???ワタシ、妊娠してるんですか!?」

いやー、奥さん、ビックリしましたよ、診察台で股を広げながら。
んで、驚きながら「懐妊してたよ」とダンナさんに報告したら、
「やっぱり。そう思ってたよ」とサラっと言われた。
すげー、鋭い人や。

と、まあ、そんなこんなで、その後の初期検診もクリアし、
安定期の5ヶ月になった時には、友人、知人、講師業関係各所に知らせ、
受注製作業もストップし、オーストラリア旅行もとり止め、
知らせていなかったトモダチにも直接サプライズ報告もしたので、
本日、こうやって長い日記文としてまとめてみました。

オナカの子はオトコの子で、今のところ順調に育ってくれているようです。
人生はドコでどう流れてドコに繋がってイクか分からないものでござあすなぁ。



ちなみに、愛するお酒、毎日グビグビグビグビと飲んでいたのに、
なぜか去年の11,12月頃にピタリと飲めなくなって、
今年に入って飲んだのは初詣でのお神酒だけです。
不思議なコトもあるもんです。
by umitai513 | 2005-05-09 14:33 | ニンプネタ