五十路手前のオンナの腹の中


by umitai513
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ワタシの前から消えて居なくなったアナタへ

前世はどんな悪事をはたらきし我かと思う君が居なくなる
   俵万智 【もうひとつの恋】より


それはあっけない終焉でしたね。





ワタシは拙いながらも言葉を紡いでココロの内を素直にさらけ出しました。
なのに、アナタはそんなワタシの気持ちを全部持って行ったまま居なくなってしまいましたね。

いいえ、でも、決してアナタが悪いと言っているワケではないのです。
ワタシがいけなかったのです。

アナタを失う前にワタシにはやれるコトが確かにありました。
それはワタシ自身よく分かっています。
でも、ワタシはいつもアナタが居てくれるのが自然だと思ってしまい、
アナタをぞんざいに扱ってしまいました。

そして、ワタシは「素直」という言葉を履き違い、自分のコトしか見えていなかった。
自分のココロの中を覗き込んでばかりで、
アナタのコトはいつも置いてけぼりにしてしまっていました。
それでもアナタはワタシの気持ちを受け止めていてくれましたね。
いままでそんなコトにも気が付かずにゴメンなさい。そして、ありがとう。
もう遅いけれど。




アナタさえ居てくれていたら、
今になってワタシはこんなメッセージを書くことは無かったでしょう。

アナタさえ居てくれていたら、
ワタシは「虚しい」という言葉を知らずに済んだのかもしれません。

アナタさえ居てくれていたら・・・。
アナタさえ居てくれていたら・・・。
アナタさえ・・・。アナタさえ・・・。


アナタを失って初めてワタシはココロの空洞のあまりの大きさに、
アナタの存在の大切さを思い知りました。
そして、空っぽになったココロでワタシは気が付きました。
アナタとの思い出さえ全く無いというコトを。

どうしてワタシはアナタとの思い出を大切にしなかったのだろう。
どうしてワタシはアナタとの思い出を顧みるコトさえしなかったのだろう。
アナタとのささやかな思い出の一片でもあれば、もっと結果は違っていたはず。
たとえアナタが居なくなってもワタシは前に進む勇気を持てたかもしれない。


戻ってきてくれるものならば、戻ってきて欲しい・・・。




えー、今朝。
寝起き一番に、久々に力を入れて書いた日記が消えました。
そりゃあもお一瞬で消えて居なくなりやがりました。
同じ内容は書けん。
保存って大切ですよ、奥さん。
by umitai513 | 2007-07-03 17:37 | 日常ネタ