五十路手前のオンナの腹の中


by umitai513
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読み初め。女独特の嫌な性格を読み取れるというコトはワタシも然りなのか、なのだな。

今日の午前中、今年に入って初めて本を読み始め、読み終えた。

半日足らず、ほんの数時間で読んだ本とは、





超大好きな作家、吉田修一さんの『春、バーニーズで』文庫本。
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この本は年末に正月休み中に読もうと買い込んでいた本達の中の1冊。
結局、本を手に取ったのは正月休みが明けた今日で、
読み初めトップバッターに選んだのは、やはりこの作家さんが超好きだから。
ちなみに、去年の読み納めアンカーに選んだ作家は町田康さん。
我ながらナイスチョイス。

ところで、ちなみに、ワタシは単行本は読まないセコイ人間なので、
吉田修一さんの本も然りで、文庫本化した作品なら大抵は読んでいる。
で、
その中でも去年に読んで良かったと思ったのは、
去年に文庫本化された『ランドマーク』。とにかく、ラストが圧巻。ぞくぞくした。
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ちなみのちなみに、読んだ中で一番好みだったのは、
『長崎乱楽坂』。この空気感が堪らない。
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芥川賞を獲った『パーク・ライフ』、映画化された『7月24日通り』、
ドラマ化したらしい『東京湾景』、ぐんぐん読める『パレード』など等どれもイイ。
のだけれど、
ワタシ的に読むたびに1つ感じているコトは、
どの作品を読んでも男性登場人物って割と好きなタイプで書かれているのだけれど、
こと女性登場人物達に至っては、
「なんか、微妙に性格悪い女なんだよなぁ~」
って思う人が多いのは何故だ?それはワタシの思い過ごしか?

と、思っていたら、
『ウィキペディア(Wikipedia)』の吉田修一さんの作風の項目で、
【若者の生活描写に優れ、女性の性格描写に独特のリアリティを持っている。 】とのコト。

そうか、そうだよ、リアルなんだよ、あの女の人達の性格描写は。
だから、なんか女独特のいやらしい部分まで読み取れるんだな。そかそか。納得。
いやー、やっぱりすんごい作家さんだなぁ。
と、感じ入った読み初めなのでした。
ま、それを読み取るワタシも性格が相当悪いって事だけどね。
by umitai513 | 2008-01-05 17:39 | Comments(0)